植物ステロール
[学名] Glycine max(L.) Mere
[仕様] 90%; 95%
[外観] 白色粉末
[融点] 134-142℃
[粒度] 80メッシュ
[乾燥減量] ≤2.0%
[重金属] ≤10PPM
【保管方法】直射日光や熱を避け、涼しく乾燥した場所に保管してください。
[賞味期限] 24ヶ月
【パッケージ】 紙ドラムに梱包され、内部にはビニール袋が2枚入っています。
[正味重量] 25kg/ドラム
【植物ステロールとは?】
植物ステロールは、コレステロールに似た性質を持つ植物由来の化合物です。米国国立衛生研究所(NIH)の報告によると、200種類以上の植物ステロールが存在し、最も高濃度で含まれるのは植物油、豆類、ナッツ類です。その効果は広く認められており、食品には植物ステロールが添加されています。スーパーマーケットでは、オレンジジュースやマーガリンに植物ステロール含有量の広告が掲載されているのを目にするかもしれません。健康効果を確認した後、植物ステロールを豊富に含む食品を食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
[利点]
コレステロールを下げる効果
植物ステロールの最もよく知られ、科学的にも証明されている効果は、コレステロールを低下させる作用です。植物ステロールはコレステロールに似た植物性化合物です。2002年発行の「Annual Review of Nutrition」誌に掲載された研究では、植物ステロールは消化管においてコレステロールと吸収を競合することが説明されています。植物ステロールは通常の食事性コレステロールの吸収を阻害しますが、それ自体は吸収されにくいため、総コレステロール値を低下させます。コレステロール低下の効果は、血液検査の数値が良好になるだけではありません。コレステロール値が低いことは、心臓病、脳卒中、心臓発作のリスク低下など、他の効果ももたらします。
がん予防効果
植物ステロールは、がんの発生を予防する効果があることもわかっています。2009年7月号の「European Journal of Clinical Nutrition」は、がんとの闘いにおいて心強いニュースを提供しています。カナダのマニトバ大学の研究者たちは、植物ステロールが卵巣がん、乳がん、胃がん、肺がんの予防に役立つという証拠があると報告しています。植物ステロールは、がん細胞の生成を防ぎ、既存の細胞の増殖と拡散を抑制し、がん細胞の死滅を促進することで、この効果を発揮します。植物ステロールの高い抗酸化レベルは、がんとの闘いに役立つ理由の一つと考えられています。抗酸化物質とは、不健康な細胞によって生成される体に悪影響を及ぼすフリーラジカルによるダメージと戦う化合物です。
皮膚保護効果
植物ステロールのあまり知られていない効果の一つに、スキンケアがあります。肌の老化を促進する要因の一つは、皮膚の結合組織の主成分であるコラーゲンの分解と喪失であり、日光への曝露はこの問題の大きな要因となっています。体は加齢とともに、かつてのようにコラーゲンを生成できなくなります。ドイツの医学誌「Der Hautarzt」は、様々な外用剤を10日間皮膚に塗布した研究を報告しています。皮膚のアンチエイジング効果を示した外用剤は、植物ステロールやその他の天然脂肪を含むものでした。植物ステロールは、日光によって引き起こされるコラーゲン生成の減速を阻止するだけでなく、実際に新しいコラーゲンの生成を促進することが報告されています。