ブドウ種子エキスはブドウの種子から抽出されるポリフェノールの一種です。 主にプロシアニジン、カテキン、エピカテキン、没食子酸、没食子酸エピカテキンおよびその他のポリフェノールで構成されています。
特性
抗酸化力
ブドウ種子抽出物は純粋な天然物質です。 植物由来の最も効果的な抗酸化物質の 1 つです。 試験の結果、ビタミンCやビタミンEの30～50倍の抗酸化作用があることが分かりました。
活動
プロシアニジンには強力な活性があり、タバコに含まれる発がん物質を抑制することができます。 水相中のフリーラジカルを捕捉する能力は、α-トコフェロールなどの一般的な抗酸化物質に比べて2～7倍高く、トコフェロールの活性は2倍以上です。
抽出する
多くの植物組織の中で、ブドウ種子と松樹皮抽出物のプロアントシアニジン含有量が最も高く、ブドウ種子からプロアントシアニジンを抽出する主な方法は、溶媒抽出、マイクロ波抽出、超音波抽出、超臨界CO2抽出であることが判明した。 ブドウ種子プロアントシアニジン抽出物には多くの不純物が含まれており、プロアントシアニジンの純度を向上させるにはさらに精製する必要があります。 一般的に使用される精製方法には、溶媒抽出、膜濾過、クロマトグラフィーなどがあります。
エタノール濃度はブドウ種子プロアントシアニジンの抽出率に最も顕著な影響を及ぼし、抽出時間と温度はブドウ種子プロアントシアニジンの抽出率に有意な影響を及ぼさなかった。 最適な抽出パラメータは以下の通りであった:エタノール濃度70%、抽出時間120分、固液比1:20。
静的吸着実験では、プロアントシアニジンに対する hpd-700 の最も高い吸着率は 82.85% であり、次に da201 の 82.68% であることが示されています。 違いはほとんどありません。 また、これら 2 つの樹脂のプロアントシアニジンに対する吸着能力も同等です。 脱着試験では、da201 樹脂のプロシアニジン脱着率が 60.58% と最も高く、hpd-700 の脱着率はわずか 50.83% でした。 吸着および脱着実験と組み合わせると、da210 樹脂がプロシアニジンの分離に最適な吸着樹脂であることが判明しました。
プロセスの最適化により、プロアントシアニジンの濃度が 0.15mg/ml、流速が 1ml/min、溶離液として 70% エタノール溶液が使用され、流速が 1ml/min、溶離液の量が 5bv の場合、抽出物はブドウ種子プロアントシアニジンの予備精製が可能です。